北上地区労とユニオンきたかみは6日、京都市中京区の京都アスニーで「雇用をまもる北上大集会」を行い、55人が参加しました。
 全労連調査局長の伊藤圭一氏が「次代の労働組合運動をどう築く?」と題して講演。伊藤氏は、労働組合を支えてきた活動家集団(団塊の世代)の退職や非正規労働者の増大により労働組合の組織率が減少している実態を報告。一方で「格差」や「貧困」が広がり、深刻化している中、「首都圏青年ユニオン」などに結集している非正規労働者や若者たちが「会社と対等に団体交渉できるのは組合だけ」、「国会議員に要望できるなんて労働組合はすごい」と生きがいをもって活動していることを紹介し、「労働組合への期待が広がっています。非正規労働者や若者の組織化を広げていくことが重要」と訴えました。
 また、日本共産党の成宮まり子京都国政委員長が雇用、派遣労働をめぐる国会情勢について報告しました。