過労死や労働災害のの電話相談にのる「過労死110番」の20周年のつどい(京都過労死弁護団、京都労災職業病対策連絡会議、京都過労死対策医師団の共催)が7日、京都市上京区のルビノ京都堀川で開かれました。医師や弁護士、労災被災者やその家族など50人が参加しました。
 職業病対策連絡会議の藤原克東・副会長が「20年間で、のべ相談件数1000回以上を扱い、労災認定を30件勝ち取ってきた。この間に、厚生労働省の労災認定基準の指針を5回にわたり改正させてきたことは、運動の成果。今後も、過労死や職業病を無くすため力をつくしたい」と挨拶しました。
 佐藤克昭弁護士が過労死認定のための法的課題について、京都民医連中央病院の吉中丈志院長が、過労死をおこす要因や原因、予防などについて報告しました。