6月22日に行われる伏見・乙訓雇用シンポジウム「笑顔で働けてる?」実行委員のメンバーらが5月28日、長岡京市にある全国チェーン店など約20件の店長を訪問し、対話がはずんでいます。
 対話した外食チェーン店の若い店長は、「2店舗で3人しか社員がいません。バイト店員で店がうまく回らないとオープンから閉店まで17時間働くこともある」と言います。
 実行委員のメンバーが「残業代は出ていますか?」と聞くと、「それはちょっと・・・」と話すのをためらいました。
 大手外食チェーン店の若い店長は、残業代が支払われないことなどが問題になっている「名ばかり店長」の話題に触れ、「お客さんからも『残業代ちゃんと出てるか?』と聞かれます」と話し、ビラとアンケートはがきを受け取りました。 
 あるコンビニエンスストアの店長(30代、男性)は、残業代はちゃんと出ていると話しますが、「月に50時間から100時間残業しています。残業しないと手取りで20万円切るので家族を養えない」と訴えました。
 同実行委員会はシンポジウムの成功に向けて連日宣伝や対話に取り組んでいく予定です。
 伏見・乙訓雇用シンポジウムは6月22日午後6時半から、長岡京市の中央生涯学習教育センターメインホール(JR長岡京駅西口「バンビオ1号館」3階)で行います。(藤井)