6月8日に告示される福知山市長選(同15日投票)立候補予定者公開討論会が28日、同市の市民会館で開かれ、日本共産党の大槻公一候補(54)=党中丹地区副委員長=は、「市民の命と暮らしを守る市政に転換する」と決意を表明しました。
 討論会は福知山青年会議所が主催。大槻氏とともに、現職の高日音彦氏(68)、元府教育次長の松山正治氏(70)が出席しました。
 大槻氏は、国保料を払えない世帯が増えているなど、深刻さを増す市民の暮らしの実態を紹介。「市の3つの病を正す」として○長年続いてきた大型開発最優先の市政を、市民の命と暮らしを守る方向に切り替える○市民病院、武道館建設をめぐる汚職事件の徹底解明を行う○法期限後も特別扱いしている同和行政を終わらせる、を掲げ、「業者とのしがらみ、同和団体とのしがらみをキッパリ断ち切ることが必要だ」と強調しました。