京都府立植物園 府立植物園のチューリップ花壇は4カ所あり、いずれもいろとりどりに燃え咲いてるようです。
 ムラサキズイショウ(紫水晶)、濃紫のブラックヒーロー、インサーパッサブル、オセロ、ブルーダイヤモンド(八重)。また赤や紅色のベニスガタ(紅姿)、ブラックシンデレラ、レッドウィング(フリンジ)など、黄色やピンクなど含めて4ヶ所の花壇に35種類ほどのチューリップが咲き誇っています。ほとんどが一重の花弁ですが幾重もの花弁をつける八重の種類もあります。フリンジ咲き(細かいノコギリ状の縁の花弁)も見事です。晩咲きや遅咲きなどが今最盛期です。
 来園者は「こっちのオレンジも、ものすごくきれい」、「こんなの見たことがない」、「鮮やかな原色の花」と見とれて、感嘆の声がいたるところで聞かれます。大型のカメラで撮る人、子どもを花壇の前に立たせて撮る人、接写レンズで撮る人などカメラもさまざまなチューリップ花壇です。5月はじめまで鑑賞できそうです。(仲野良典)