後期高齢者医療制度がスタートした4月1日、京都社会保障推進協議会や府保険医協会、京都総評など7団体が、後期高齢者医療制度の廃止を求める街頭演説会を京都市役所前で開き、500人が参加しました。
 主催者あいさつで府保険医協会の垣田さち子副理事長は、全国の約3割の議会から同制度の見直しや撤回を求める意見書が出されていると指摘し、「悪法を許さず、日本の医療を守るために心ひとつに頑張ろう」と呼びかけました。
 京都総評、年金者組合府本部、京建労、京都民医連の代表と老人クラブ会長の5人が発言。京都総評の岩橋祐治議長は、福田政権、自・公両党が多くの国民の反対を押し切って導入したことを糾弾し、「高齢者の生活を根底から破壊するもので許せない。1日も早い廃止をめざそう」と訴えました。
 日本共産党の市田忠義参院議員(書記局長)、穀田恵二衆院議員(国対委員長)と民主党の国会議員4氏からメッセージが寄せられました。
 演説会終了後、四条河原町までパレードし、「後期高齢者医療制度を廃止しよう」「姥捨て山保険をやめさせよう」などとシュプレヒコールしました。