２７日、京田辺市議会は、「後期高齢者医療制度の中止・見直し求める意見書」、「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する意見書」、「イージス艦事故原因の徹底究明と再発防止求める意見書」、をそれぞれ全会一致で可決しました。
　後期高齢者医療制度の意見書では、「制度がこのまま実施されれば、高齢者の暮らしと健康維持にとって重大な悪影響を及ぼすとともに過酷な負担が生じることは必至」、「老後の生活に不安を生じさせる」と批判し、政府に対し同制度を「一旦中止し、抜本的な見直しを行なうことを強く要望する。」としています。
　党議員団は当初、後期高齢者医療制度の廃止を求める意見書案を提示しましたが、自民党系会派から「中止・抜本的見直し」を求める意見書案が同時に提示されたことから、協議に応じて修正などを行い提出者に加わったものです。
　「米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する意見書」は、党議員団が提起し、２月に沖縄県で起きた女子中学生拉致暴行事件などに「満身の怒りを込めて抗議する」と述べ、実効性ある再発防止策の実施」、「日米地位協定の抜本的な見直し」、「米軍基地の一層の整理縮小」、などを求めています。
　「イージス艦事故原因の徹底究明と再発防止求める意見書」は、党議員団が提起し、国に対して、行方不明者の捜索救助に全力を挙げるとともに、事故原因の徹底究明、防衛省の責任明確化、地元漁協への保障、再発防止・安全対策の実施などを求めています。（青木綱次郎）

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