中国製餃子の中毒問題で問われている食の安全をめぐって、NPO法人コンシューマーズ京都が16日、「私たちは、いつまで食べ続けられるのか?」と題した講演会をハートピア京都(京都市中京区)で行い、市民ら50人が参加しました。
 講演に立った村田武・愛媛大学教授は、外食産業や加工食品を中心に輸入食品に依存した「安上がり食生活」が、いつまでも続くかのような幻想を大半の国民にいだかせてきたが、中国産品の危険性や国際農産物市況の高騰が、「食」を直撃していると述べました。 食の安全確保と安定供給のためには、食料自給率を上げ、県を単位にした地域住民の食を基礎的に支える、住民、農家、卸・販売業者も連携した「地域の食の自立」が求められているとしました。
(詳細は、「週刊しんぶん京都民報」2月24日付)