京都平和遺族会はこのほど、京都市中京区のウイングス京都で、学習交流会「富山・福井・舞鶴大空襲の体験を聞く」を開きました。
 藤井進・年金者組合右京支部長、橋本善則・同「会」会員、梅垣正二・愛知平和遺族会会長(元舞鶴市議)の各氏がそれぞれ体験談を報告。参加者らも、大阪や東京での空襲体験を話したり、舞鶴に投下された原爆模擬弾と米国の原爆投下計画との関係について語りました。
 日本が、米国の戦争に協力させられる危険な策動と結んで、後世に戦没者遺族の体験、空襲の実態などを語り伝えることの大切さを確認しました。(倉本頼一)