「市政刷新の会・伏見青年プロジェクト」は20日、「何が変わる!? ボクらの京都市長選」と題して青年のつどいを開催しました。 同プロジェクトは「医療・福祉・教育・企業など伏見区の各分野で働く若者が集まり、語りあえる場をつくりたいと考えての企画。若者に広がる貧困・格差はどうすれば打開できるのか、どうすれば安心して働きつづけられるまちをつくれるのか…市長選挙に立候補を表明し、労働問題が「ライフワーク」と語る弁護士中村和雄さんや不祥事問題追求してきた日本共産党市会議員赤阪仁さんを招き、現状や未来像を討論しました。
 中村和雄さんはあいさつの後、青年とのQ&A方式で討論。
 Q.市長になって真っ先にしたいことは? A.国保証取りあげを即中止させる。
 Q.与党は少ないのでは? A.そんな心配はしてません。少数与党は他の自治体も行っています。それに私の新高速道路中止との政策に他の政党も手直しを言ってますし、政策での論議ですから心配いりません。議会が大事ですから各派にはちゃんと回りますが。
 Q.高速道路は? A.現に東山のトンネルなど造っているところは続行します。2900億円といわれる新しい3つの計画路線は中止します。
 Q.法廷などで声を荒げられたりした経験は? A.法廷では結構激論してますよ。品位を持って。
 Q.教育行政では? A.教育(内容)に行政が介入することはいけないことです。しかし、行政が責任をもっている教育行政…どこにどういうものをつくるのか、お金はどうだとか、公平さもふくめて責任をもたないと。
 などなど明快な回答で青年達は大いに納得。また、龍谷大学法科大学院で習った学生からはホットなメッセージも紹介され、中村さんの暖かい人柄も伝わりました。つどいの後は中村さんと参加青年たちがいっしょに夕暮時、にぎわう大手筋商店街で宣伝行動をしました。(仲野良典)