京都退職教職員の会(京退教会)と京都市立高校退職者の会主催の「新春のつどい」が11日、京都市内のホテルで開催され、150人が参加しました。「子どもを守る歌」の合唱で始まり、始終明るく元気な雰囲気の中、「教え子を再び戦場に送らない」という決意で京都市長選挙と八幡市長選に勝利しようとの闘志あふれるつどいでした。
  会長の山本正行さんが開会あいさつで「『子どもたちを再び戦場に送るな!』の固い決意で教育基本法改悪を闘いましたが、強行された。しかし、参議院選挙で国民は「NO!」の審判を下し、大連立の動きも国民の反撃で総崩れとなった。憲法改悪の動きは根強いものであり、署名運動などの取り組みを大きくしていき、不正な同和行政などをただし暮らしを守る市政転換へ向けた京都市長選挙、八幡市長選挙でなんとしても勝利をめざそう」と呼びかけました。
  「八幡市民の会」から八幡市長選に出馬し、京退教会の会員でもあるひなご大介さんは、「解同と癒着する市政をただし、完全終結と市民の暮らしを応援し、市民の声を生かす八幡市を作るために全力を尽くします」という決意表明をのべ、会場から大きな声援や拍手がありました。
 京都市長候補の中村和雄さんが駆けつけ、「高速道路計画や同和奨学金肩代わり返済問題などについて、与党勢力も見直しを言及しはじめるなど私の政策が市政を動かしています。市長といっしょになって進めてきた前教育長、こんな方に市政は任せるわけにはいきません。4名が争う選挙、いよいよ本番に入ってきました。全力で頑張り抜きます」と訴えて、会場から「頑張れ!」、「頑張るぞ!」などの声援と万雷の拍手が起こりました。
 来賓の京教組藤本雅英委員長、日本共産党石村和子(3区候補)代表、年金者組合今井康雄副委員長から祝辞がありました。(仲野良典)