正月元日、初詣客でにぎわう西京区の松尾大社で2008年スタートの街頭宣伝をした「市政刷新の会」の中村和雄市長候補は続いて南区の東寺、2日目は伏見区東大手筋の御香宮と200万人が参拝する伏見稲荷大社付近で政策を訴えました。
 中村候補は、同和奨学金の返済肩代わりにたいして、最高裁判所までその違法性を指摘し返還の判決が下されているにもかかわらず、これから先まだ40億円もの市民の税金を不正・違法に投入する市政を厳しく告発しました。また、莫大な税金をつぎ込む不急不要の高速道路建設を中止させ、国保料の引き下げやどこの学校もどの子でも一人ひとりのすべての子どもを大切にする教育、若者や地域中小企業への雇用や仕事の保障などすぐできる具体的な政策を訴えました。
  地元の「京都子どもを守る連絡会」会長の手塚良子さんは、「莫大なお金をかけた施設や宿題等見る専門の先生を一部の学校に配置する一方で、大多数の学校では運営費を2割も削られてプール授業の回数をへらしたり、雨漏り校舎も修理できずに困っている。差別と格差の教育が公然とすすめられており、公平にみんなが大切にされる教育が今必要なのではないでしょうか」と訴えました。
 街頭演説には「伏見刷新の会」の人たちや佐藤和夫京都市議ら日本共産党の府・市議も勢揃いして訴え。手を振って応援する人、握手を求める地元の人などもあって出足快調な正月の街頭演説でした。(仲野良典)