「城陽の水と土を考える会」は14日、城陽市の鴻ノ巣会館で第3回総会を行い、山砂利採取跡地の汚染を防ぎ地下水を保全するための条例制定に向けた会の提言を示しました。同市在住の岩佐英夫弁護士が「産廃の不法投棄と市民の立場」と題して講演しました。
 提言は、△地下水を「市民共有の財産」(公水)とし、市民が享受できることを、条例の理念とする△市が地下水の質と量の保全のために、情報の収集と公開を実施し、市民・業者は市の施策に協力する△地下水汚染防止の対策の確立する―ことなどを条例の柱とするようアピールするもの。
 講演で岩佐弁護士は、城陽市で府内で初めてとなる地下水保全条例が実現されることは、意義深いことだと強調しました。