「国保料の引き下げ、伏見住民のあふれる思いを市長選へ」 と呼びかけられた市政刷新の会伏見連絡会主催による「12.14伏見住民のつどい」に約400人が伏見区の稲盛ホールに集まりました。
 第一部は、「三〇石船継唱会」のみなさんが「三十石船唄」を幟旗、法被、鉢巻き姿に竿を持って年期入りの素晴らしい声で披露。伏見港や横大路から浪速八軒屋までの下りの船旅を小気味よい唄や囃子で演じました。淀、八幡、橋本から枚方の「くらわんか」など船頭、乗船客と小売人とのユーモアある会話には笑いがこぼれていました。
 第二部では、日本共産党の渡辺和俊府委員長が、高すぎる国保料など市会で追及しても「法令通りやってる」と答弁する桝本市長の冷たさや、部落解放同盟の市政介入や癒着で大量の逮捕者や処分者をだしていることについても何ら是正しない桝本市政を批判。これに正面から対決し不正をただし、市民の目線で市政をすすめる中村和雄さんの政策を披露し、「中村市長実現で市政刷新をするため共に頑張りましょう」と呼びかけました。
 「刷新の会」の「中村和雄を京都市長に推す弁護士の会」も出口治男会長も訴えました。
 第三部はリレースピーチ。福保労の保育士、深草地域の消防署跡地にふれあいセンターの実現の会や京建労醍醐支部の討ち入り姿での決起劇、向島のコニュニティーバスづくり、醍醐の自然環境破壊の乱開発から緑の盛りを復活させる運動、青年層から公契約条例で働く権利の保障の訴え、ほか多くの団体から工夫をこらした市長選への願いや取り組みのアピールがありました。
 中村和雄市長候補は、「冷たい市政の転換や同和団体との特権的な癒着を直ちにやめ、ばく大なお金を使う高速道路建設を中止させ、市バスなど公共交通機関の市民の立場からの充実させる」と訴えました。
 つどいに参加した人たちは「市政刷新まったなし! いまこそ、市民の声が生きる いのちと暮らしを守る市政を」の思いと熱気であふれていました。(仲野良典)