「城陽9条の会」は1日、文化パルクふれあいホールで「平和を願う・トーク&コンサート」を開き、歌、朗読、講演などが行われました。170人が参加し、「平和だからこそ、音楽を楽しむことができる」と平和の大切さを再確認するとともに、「改憲を許さない」決意を新たにしました。 岩佐英夫弁護士が講演し、自民党が成立をねらう「自衛隊海外派兵恒久化法」の危険性を指摘しました。
 同市寺田の女性が、従軍看護婦として、満州の病院で勤務してていた戦争体験を語り、「つらい出来事なので、話したくなかったが、有事法制が制定され、改憲が進められようとしている今、戦争の悲惨さを1人でも多くの人に伝えなければならないと思った」と涙ながらに訴えました。
 コーラスグループの「クールジュネス」、バンドの「プレズント・サウンド」が演奏しました。(清沢まさひろ)