3年前に結成されたものの、活動休止状態にあった「立命館大学9条の会」を再建しようと28日、再建記念講演会(立命館教職員組合主催)が同大学で行われ、40人が参加しました。立命館大学国際平和ミュージアム館長の安齋育郎氏が「平和ミュージアム館長が考える 九条を生かした国際貢献」と題し記念講演を行いました。
 安齋氏は改憲勢力が、9条2項を変えて自衛隊を軍として認知することを目的とし、すでに、「憲法改正国民投票法案」を成立させ、改憲に向けたハードルを低くしてきたことを指摘した上で、「憲法は日本の平和にとって必要なだけでなく、世界にとって必要なもの。『憲法を守る』から『憲法で平和を守る』ことが大事」と訴えました。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」12月9日付)