全労連が呼びかけた全国統一行動の16日、京都市の伏見地区労も秋季・年末闘争の最大の山場と位置づけ、「ストップ貧困と格差!・つくろう安心して暮らせる社会・働くルールの確立!」などのスローガンを掲げて早朝から夜まで伏見各地で精力的に行動しました。
 早朝の7時過ぎと夕刻8時30分の2回にわけ京阪・近鉄・地下鉄など主要な10駅頭でリーフなどを「おはようございます!」と元気に通勤者に配布し、働く者の生活を守ろうと訴えました。午前10時からは伏見ハローワーク前で仕事を求めて訪れる人々に「あなたの声をお聞かせ下さい」の対話アンケートを実施。ほとんどの人がアンケートや対話に応じ「残業手当を要求したけどぜんぜんもらえず、新しい職場を探してます」、「仕事をしていて怪我をして労災にしてほしいといたっら逆に来なくていいと言われて仕事探しです」などの現状が訴えられました。
 京都南労働基準監督署への「安心して働けるルールの確立を求める要望書」を伏見、宇城久、綴喜、相楽の4地区労合同で手渡し要請し懇談しました。
 昼食時は伏見で2コースの街頭デモを展開し、市民に「不況打破、地域経済を再生しよう!」、「貧困と格差をなくそう!」、「消費税の増税反対!」などのシュプレヒコールを元気ある声で市民に訴えました。(仲野良典)