2008年度伏見地区労の定期大会が26日、呉竹文化センターで開催されました。飯田昌深議長から07年度の活動報告と08年度の方針が提起(写真)され、討論に入りました。
 民間に払い下げられる健康管理センター労組の闘い、建設関連での大きな仲間づくりを展開中の京建労、化学一般労組の闘い、福祉保育労や養護施設の府職労の労働条件や施設改善の運動、高すぎる国保料引き下げと、後期高齢者医療制度導入の即時撤廃を求める年金者組合の取り組み、職種や産業のわくを超えた伏見ふれあいユニオンの発展など15団体から活発な発言がありました。
 また、3000人参加で大成功した伏見平和まつり、大学生向けの就職ガイダンス、各職域からの市民向けの暮らし相談会の開催、地元商店街聞き取り調査や農家へボランティア活動など地域に根ざし住民との連帯を深める活動も出されました。
 そして、新しく2つの民間労組が地区労に加盟し壇上で紹介されました。1年数ヶ月前に17人で立ち上げた伏見ふれあいユニオンが10倍の177人にまで到達した報告など新しい労働運動の広がりと、連帯感が持てる頼もしい地区労の存在が確認されました。大会は市長選勝利の特別決議などを採択し、再選された飯田議長など新役員が紹介され、元気のでる明るい大会でした。(仲野良典)