日本軍による「集団自決」強制を削除する教科書問題の「検定意見撤回」「記述の回復」を求めて、「子どもと教科書京都ネット21」は11月18日に京都集会(仮称)を開催します。
 開催の呼びかけに賛同した団体・個人が25日に京都市左京区で、1回めの集会実行委員会を開き、「検定意見撤回」「記述の回復」を求め11万人が参加した沖縄県民大会(9月29日)の報告とその後の文科省や政府の対応、京都府議会、宇治市議会で「検定意見撤回」「記述の回復」を求める意見書の採択など、情勢の進展を学びました。この問題は、沖縄だけの問題ではなく、誤った歴史認識を高校生に植え付ける歴史教科書の歪曲を許すかどうかの問題であり、日本の未来にかかわる問題として、沖縄県民と連帯して京都で集会を成功させようと確認しました。
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 「9・29沖縄県民大会に連帯し、教科書検定意見の撤回を求める11・18京都集会」(仮称) 11月18日午後1時半、京都市東山区の京都市健康保険組合保養所「きよみず」。安仁屋政昭(沖縄国際大学名誉教授)の講演ほか。参加協力費700円(中高大生は無料)。
 問い合わせは、同実行委員会TEL075・752・0011(子どもと教科書京都ネット21)。