立命館大学(京都市北区、滋賀県草津市)の公開全学協議会で、理事会側が閉会前に退席したことについて学友会は10日、理事会への抗議文と協議の再開を求める要請文を、学生部を通して理事会に提出しました。
 抗議文は、立場の違いを超えて民主的な協議会を目指してきたにも関わらず、それを放棄するような理事会の途中退席について、「平和と民主主義」「全構成員自治」の理念を踏みにじる行動であると厳しく批判しています。
 また要請文は全学協議会を構成している理事会、院生連合協議会、教職員組合、生協それぞれに提出したもので、理事会の退席によって中断した全学協議会の早期再開などを求めています。
 学友会の役員は「理事会側は閉会前に退席しており、全学協議会はまだ終わっていない。私たちは民主的な協議会の再開を求めていく」と決意を語りました。(山手四郎)