「長岡京市の地下水を考える会」(湯浅暢子代表)は2日、長岡京市の小田豊市長と同市の水道事業管理者の河村豊氏に対し、京都府と2市(長岡京氏、向日市)でつくる「上水道事業経営健全化検討会」が、検討している“府営水道の供給単価の引き下げ”や“府営水と地下水の配分割合の見直し”の議論について市民に公開・衆知することなどを求める申し入れを行いました。
 申し入れは、「府営水の供給単価引き下げは、住民の要望を部分的に反映したものとして歓迎する」としつつ、地下水を減らす方向での配分割合の見直しについて、「住民要望に逆行しかねない検討課題」と指摘。単価や配分といった重要政策の検討が広報では全くふれられていなこと批判し、△同検討会の検討内容を、全市に公開・衆知し、住民合意なしに強行しない△高すぎる水道料金値下げのために、府営水道の基本水量を削減する△地下水最優先の水道事業へ転換する―ことを求めています。