京都医労連の第85回定期大会が8日開かれ、厳しい医療情勢の中で、医療と職場を守っている奮闘がいきいきと語られました。
 京都府北部の代議員からは、医師や看護師不足の中で力を合わせて頑張っているという涙ながらの発言や、職歴30年以上の代議員は、「当時は12日もの夜勤があり、無制限な労働実態だったが、組合で頑張ってきたことや職場と医労連のかつてない大奮闘が医師・看護師増やせの国会決議全会一致での採択に結びついた」と訴えました。
 今年1年、看護師の法律を改正し、医療改革関連法の具体化を許さず、生活と医療、平和を守るために奮闘する方針とたたかう体制を確立しました。
 大会には、京都医労連と30年近くつきあいのある、京都市長選に立候補表明している中村和雄さんが来賓出席し、医療分野での格差をはじめ、京都市のさまざまな不正をなくし、格差をなくすために一緒に頑張りたいとあいさつしました。(松本隆浩)
 新たに選出された役員は次の通りです。
 委員長=森田しのぶ▽副委員長=勝野由起恵、芝井公、白石日出文▽書記長=松本隆浩(いずれも再)