「ふしみ平和まつり 」が5日に伏見住吉児童公園で開催され約3000人の参加で核廃絶と憲法9条を守る誓いがされました。伏見の地区労、革新懇、新婦人、京建労や南法律事務所などが呼びかけて幅広い諸団体や個人で結成された実行員会(委員長は井川定雄革新懇代表、事務局長は飯田昌深地区労議長)が主催で今回で5回目。
 今夏一番の猛暑での開会。開会挨拶で井川さんは広島や長崎で国際会議など原水禁世界大会での各国代表のスピーチを紹介するとともに、この伏見からも8人の代表派遣を披露し、「誇りある憲法9条を持った日本が核廃絶や戦争のない世界をつくる運動での役割はますます大きいです。軍隊を持たない国は強力な軍隊を保有する国よりも強いのです」と述べ参加者の大きな賛同の拍手がありました。
 メイン舞台での特別企画では、東本願寺の現職僧侶でNHKTVでも紹介されたシンガーソング僧侶の鈴木君代さんが、平和の尊さと人としての温かさを語りながら、オリジナル曲「私と小鳥とすずと」、「いのちの花をさかせよう」など参加者の心のひだにまで染みわたる感動の歌声を響かせました。
 来年の市長選に出馬する中村和雄さんも激励に駆けつけて会場を巡り参加者と握手責め。中村さんは、昨年に不当な雇い止め訴訟の弁護を勤めて勝利和解(→詳細記事)した小泉美千代さん(ふしみふれあいユニオンメンバー)に偶然にも再会し元気に活躍していると歓びの一コマもありました。
 日本共産党3区候補の石村和子さんや伏見選出の京都府・市会議員らも参加者とともに歓談したり飲食をともにして楽しみました。(仲野良典)