日本共産党の穀田恵二衆院議員・国会対策委員長は27日、成宮まり子京都選挙区候補とともに、千本北大路(京都市北区)で街頭から出勤、通学途中の市民らに訴えました。
 穀田氏は京都の選挙情勢については、「自民候補との横一線の大激戦を勝ち抜き、成宮まり子さんを国会に送り出すことが、自民党政治にきついお灸をすえることになる」と強調。98年参院選で京都、大阪、東京など7つの選挙区で日本共産党が勝ち、自民党を落としたことを紹介し、「自民党政治に対するもっとも厳しい対決者として奮闘する日本共産党に、あなたの願いを託してください」と力を込めました。
 また、多くの大学生が高すぎる学費によって、学業や生活に苦労している実態について紹介し、「高すぎる学費を下げよう。低すぎる国の教育予算を増やそうと文科省や政府に対する交渉を呼びかけたのが成宮まり子さんです。日本の将来をかけたたたかいに、お力を貸してください」と訴えました。
 暮らしの問題で穀田氏は、「税金の使い方がまちがっている」と述べ、米軍への「思いやり予算」や大企業減税ではなく、大もうけしている大企業にきちんと応分の負担を求めれば、庶民に対する減税が出来ると強調。企業献金をいっさい受け取らない日本共産党だからこそ、堂々と主張できると訴え、「日本共産党と成宮まり子の勝利で、暮らしを守ろう」と呼びかけました。