日本共産党の穀田恵二国会対策委員長・衆議院議員が母校の立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)で、6日、「それは本当に『美しい国』ですか」と題して講演しました。講演会を企画したのは同大学の民青同盟です。60人近い学生が参加しました。
 講演の中で穀田氏は「世界の軍事同盟は今、解体・弱体化がすすんでいる。軍事同盟の時代から平和共同体の時代になっている」と述べ、「憲法改定の狙いは日本をアメリカと肩を並べて戦争をする同盟国にすることだ」と時代の流れに逆行する改憲派を批判しました。
 質疑応答では学生から、日本共産党と自衛隊の関係や北朝鮮問題、高学費など多くの質問が挙がりました。穀田氏は質問一つ一つに丁寧に回答し、「国民の合意を得た上で自衛隊を解散する」「70年代から北朝鮮との関係は断絶していた。日本共産党は自主・独立の立場で北朝鮮と闘ってきた」「世界では学費無償化の流れが当然になっている」などと答えました。
 講演を聞いた文学部の学生(1回生)は「穀田さんが難しい質問に次々答えていて、すごいと思った」と感想を述べました。(山手四郎)