版画家の田島征彦さんと染色家の長尾紀壽さんによる「祭を染める2人展」が22日まで、京都市中京区の「染・清流館」で開かれています。
 田島さんは、世界絵本原画展(チエコスロバキア)で金牌を受賞(76年)した絵本『祇園祭』の型染木綿の原画などを出展。長尾さんの沖縄の祭を描いた型染和紙の屏風など、合計約30点が展示されています。田島さんの「山鉾巡行/しめ縄きり」「辻回し」、長尾さんの「沖縄新城・豊年祭」「沖縄祭祀空間」とそれぞれ題された作品からは、祭にかける人々の意気込みや熱気、囃子やエイサーの掛け声までもが伝わってきそうです。
入館料大人300円、学生200円。開館時間は午前10時ー午後6時、休館日は毎週月曜日。場所は、四条室町上る京都芸術センターの北隣の明倫ビルの6階。