「たしかな野党」の風を起こそう―日本共産党京都府委員会は10日、府内各地の街頭などでいっせいプラスター宣伝を行い、「『消えた年金』は国の責任で解決を」「住民税大増税の中止を」など訴えました。
 中京区の四条烏丸交差点では、党労働者後援会のメンバーらが、「消えた年金 国の責任で解決せよ!」「ストップ庶民増税」のプラスターや横幕を掲げてアピール。成宮まり子参院京都選挙区候補が、「消えた年金」問題について、名前の読み間違いから記録が消えていると相談のあった男性の事例を示し、「氏名、年齢、性別すべてが一致しなくても国の責任できちんと調査するよう転換することが必要」と強調。自衛隊による国民監視問題で、自民党の新憲法草案に「自衛軍」の任務に国民への治安維持活動が盛り込まれていることを紹介し、「都合の悪いことには監視、弾圧するということ。戦前の憲兵政治と同じであり、結局安倍内閣の目指す『美しい国』は戦前の暗黒社会の復活」と批判しました。
 四条河原町では、高齢の男性が「安倍内閣は怖い。共産党がんばれ」と1万円をカンパするなど宣伝は各地で反響がありました。