憲法記念日の5月3日、京田辺市中部住民センターで「変えちゃダメ・9条 京田辺・9条を語る会」が開かれ、約60人が参加されました。このつどいは、京田辺市を中心に活動している5つの「9条の会」、「京田辺・綴喜9条の会」「田辺9条の会」「一休ケ丘・憲法9条を守る有志懇談会」「京田辺市北部9条の会」「田辺高校ゆかりの人の九条の会」が共催したものです。
 「語る会」では、最初に京田辺市内で音楽を通したボランティア活動や演奏活動に取り組んでいる方によるフルートの演奏に続いて、地域の9条の会の呼びかけ人で人形劇団に参加されている方が「京都弁で読む9条」と題してミニ人形劇で9条への思いを語られたユニークな出し物や、地域の9条の会の人たちが声の出演をされた紙芝居「九ちゃん あぶない 日本国憲法を守ろう」の上演、各地域の9条の会の取り組みなどが紹介されました。この中で映画「日本の青空」の上映運動に取り組んでいる方も発言をされ上映運動への協力を呼びかけられました。
 また京都法律事務所の福山和人弁護士を招いて「急展開する憲法をめぐる情勢と私たちの取り組み」をテーマに、改憲手続き法案をめぐる緊迫した国会情勢などについて学習会を行いました。また「語る会」の最後に、改憲手続法案を許さない抗議の声やファックスを届けようと訴えがあり、「語る会」参加者一同でも抗議のファックスを送ることが確認されました。(青木綱次郎)