京都府労働委員会が18日、京都農協労組の申し立て内容を全面的に認め、京都農協の不当労働行為を認定し、救済命令を交付したのを受けて、京都総評は27日、ラボール京都で「京都農協争議勝利命令報告集会」を開きました。
 京都総評の岩橋祐治議長は、「完全勝利の命令内容で今後のたたかいに生かせる。京都農協は、命令を不服として中央労働委員会に再審査申し立てを行い、団体交渉も拒否を表明している。労組の存在をも認めない不当な態度。農協労組の活動強化し、京都農協を世論で包囲していきたい」とあいさつしました。
 弁護団が府労働委の命令内容を報告した後、浜見秀行・府農協労連書記長が府農協中央会や京都農協、京都府などへの申入れ活動や当面の取り組みについて報告しました。