京友禅協同組合連合会が3月30日までにまとめた京友禅(京小紋を含む)の06年度(05年11月―06年12月)の総生産量は、前年度比10.5%減(8万7090反減)の74万3000反で、調査開始(1968年)以来、過去最低の生産量となりました。同連合会では、07年度は2割近い減少が予想されるとしています。 京友禅生産は01年に100万反を割り込み、以後80万反ラインの生産量が続いていましたが、昨年の「愛染蔵」「たけうち」など呉服大手小売の倒産から秋以降の落ち込みが顕著となっていました。