財務省近畿財務局が22日発表した、近畿2府4県の07年1―3月期の法人企業景気予測調査によると、景況判断BSIは全産業で前期比5ポイント落ち込み、マイナス4・7%と3期ぶりのマイナスとなりました。
 大企業が引き続きプラスとなる中、中小企業は前期比マイナス11・8ポイント落ち込みました。先行きについては、全産業で同4―6月期が0.8%、同7―9月期が5.2%とプラスに転じる見通しです。
 資本金1000万円以上の1944社が回答。景況判断指数は、自社の景況が前期より「上昇」と答えた企業の割合から「下降」と答えた企業の割合を差し引いたもの。