通信労組京都支部は15日、14日の春闘要求への「ゼロ回答」を受けて、始業から午前10時まで抗議のストライキを決行しました。ストでは、「大幅賃上げで不況打開」と書いた横断幕を掲げ、「50歳定年制廃止せよ」「NTTは儲けを還元せよ」などのゼッケンをつけた組合員らがゼロ回答に抗議しました。
 NTTグループは06年3月期連結決算で税引前利益が1兆3059億円、内部留保は8兆4155億円に上り、その1.37%を切り崩すだけで、20万人労働者の要求3万5000円の賃上げが可能にもかかわらず、「ゼロ回答」でした。
 日本共産党の原田完府議、平井良人京都市議候補がスト参加者を激励しました。