2日の府議会予算特別委員会知事総括質疑で、日本共産党の新井進議員は、畑川ダム建設をとりあげ、「水源が確保できれば、京丹波町で6000の人口増があるとした根拠はどこにあるのか」と山田啓二知事にただしました。知事は、根拠について答えられませんでした。
 新井議員は、▽6000の人口増はきわめて作為的な操作だ▽すでに新たな水源を確保し、安定的な水供給ができている▽新たなダムを作らなくとも、旧和知町の水道とつなぐことや和知ダムからの利水ができる▽人口が増えなかったら、水道料金の大幅値上げで住民に負担が押し付けられる、ことなどを示し、「見通しのない事業に77億円もつぎ込むことをやめて、予算を福祉優先に組み替えるべきだ」と求めました。