「市民の足を守る連絡会」(中嶋豊代表)は13日、京都市交通局にたいして、コミュニティバスの運行や市バスの地下鉄駅との連携強化などを求める要望書を提出しました。
 要望書では、地球温暖化の中で自動車総量規制につながる公営交通の役割は大きく、高齢者や環境にやさしい、安くて便利な市民に愛される市バス・地下鉄をめざしてほしいとして、▽要望地域でのコミュニティバスの運行▽1日乗車券を市内全域でバス・地下鉄で利用可に▽調整区間の不公平解消▽地下鉄につなぐバス系統の利便性向上――など10項目を求めています。
 また、増便や路線の復活・新設、バス停の改善など各行政区ごとの要求も添えました。
 申し入れには、中嶋代表、山口陽二事務局長ら連絡会メンバーとともに、日本共産党の北山忠生、岩橋ちよみ、藤井佐富の各京都市議が同席。中嶋代表は、「市内周辺部での要望が多い。愛される市バス・地下鉄となるよう積極的経営政策を」と話しました。