西賀茂・大宮「九条の会」(京都市北区)結成2周年のつどいが4日、北区の西賀茂会館で行われ、子ども連れなど40人が参加。音楽や映画を楽しみながら平和への思いを交流し、「憲法9条守れ、国民投票法案はいらない」とのアピールを確認しました。
 つどいには、福祉保育労旭ケ丘分会、あおい健康友の会が協力。オープニングでは、手話を交えた「早春賦」など4曲の歌声や退職教員によるチェロ独奏「鳥の歌」が披露されました。
 第2部では、元保育園長さんが腹話術で“今、憲法が危ない”と9条の輝きを語れば、年配の参加者は、自らの兵役と戦後のひもじかった体験を振り返り、平和への思いを訴えました。小学校教員は、憲法学習で子どもたちが示した純真な反応への驚きと感動を紹介しました。ドキュメンタリーアニメ「像のいない動物園」を観賞しました。 日本共産党の新井進府議、玉本なるみ京都市議もかけつけ、全国で6000を超えた「九条の会」の大切な役割を紹介し、参加者を激励しました。(桜井広明)