帝国データバンクが6日発表した、1月の景気動向指数(DI=0~100、50が判断の分かれ目)は44.8と前月比0.7ポイント減と5カ月連続して悪化。京都府は、前月比0.8ポイント悪化で、44.6でした。
 45ポイントを割り込んだのは1年5カ月ぶり。個人消費の回復遅れや素材価格の高止まりなどを受け、景況感悪化に歯止めがかからなかったとしています。地域別では、近畿(2府4県)が製造業の景況感悪化の影響を大きく受け、前月比1.3ポイント減と悪化幅は10地域中最大でした。
 京都府概況では、景気DIが近畿平均(45.8)、全国平均を下回り、「暖冬の影響を受け冬物衣料や暖房器具などの動きが鈍く、価格競合が企業の体力を消耗させており、景気回復を遅らせる一因となっている」としています。