京都、大阪の大学生でつくる歴史や社会問題などを研究するサークル「うぉーかーず」と民青同盟文学部班の共催で4日、戦跡めぐり企画「軍都大阪を歩く~大阪城に残る戦争の跡~」を開催しました。
 高校生から社会人まで24人が参加し、治安維持法国家賠償要求同盟大阪府本部会長の柳河瀬精さんの案内で大阪城や旧陸軍第四師団司令部庁舎=写真=、旧陸軍病院(現大手前病院)、偕行社跡(現大手門学院)などの戦争遺跡を見学しました。
 参加者らは「大阪城に観光に来たことはあったが、お城の周りにこんなに軍の施設があったとは知らなかった」「高校生から社会人まで一緒に平和を考える機会は重要」との感想が寄せられました。
 スタッフの立命大生は「今回は初めての企画でどうなるか不安でしたが、参加者も集まり、軍事都市大阪という観点で大阪を歩くことができました。次回は京都で企画を行う予定なので、今回の成功を引き継いで盛り上げたい」と話しています。(K)