改悪教育基本法の具体化が進められようとしている中、いじめ、学力問題などの分析と子どもたちの豊かな発達を見とどける実践を交流しようと27・28両日、京都市左京区内で「第37回京都教育センター研究集会」が開かれ、216人が参加しました。
1日目の全体集会では、野中一也・同センター代表と藤本雅英・京都教職員組合委員長のあいさつに続いて、野本勝信さん(元中学校校長・京都府同和教育研究会会長)が「私の教育41年」と題して記念講演。野本さんは、青年教師時代、学校長、府同研究会長時代の具体的実践と教訓を語りました。
 「教育改革の対抗構想を探る」と題したパネル討論では、学校現場での課題や公教育のあり方などについて意見が出され、同センターの築山崇さんが、改悪教育基本法のもとでたたかいの展望を語りました。 
 2日目は、「教育改革」「いじめ」「学力」「発達」などの分科会に分かれ、今日的な課題や実践について交流を深めました。(鏡山次郎)