八幡市で今春オープンする競艇の場外舟券売り場「ボートピア京都八幡」=八幡一ノ坪=について、びわこ競艇の施行者である滋賀県と地元自治体の八幡市は26日、開業後の交通や治安、青少年対策の責任の所在などを記した細目協定を結びました。
 細目協定では、住民らが参加を求めていた、周辺の交通や環境整備などを話し合う運営委員会に、近隣自治会は含まれませんでした。また青少年対策では、少年の出入りは保護者同伴以外は認めないことや少年が舟券を購入した場合は補導するなどとしています。 
 ボートピア建設に反対してきた「ボートピア計画に反対する市民の会」の中川茂代表は協定について、「運営委員会から近隣自治会が排除されており、また青少年対策も十分とはいえない。今後も、関係機関に声を上げていきたい」と話しています。