06年京都民報「読者の文芸」年間賞の「表彰式と読者懇談会」が27日、京都市上京区内で行われました。
 京都民報社の家野貞夫社長は、京都民報が民主的メディアとして学術・文化の面で評価を得ているのは「文芸欄」が27年間、選者や投稿者の方々の協力によるものだと感謝の意をのべ、賞状を手渡しました。
 懇親会では、参加者から、「周りで俳句の輪が広がり始めておりうれしい」「今まで以上に生活のささやかな願いを発信してくれる場になることを願う」などの意見が出されました。
 選者からは、厳しい社会状況の下だからこそ、民衆の苦しみ、情感を反映した作品を京都民報で大いに提示しようという呼びかけや言いたいことを言い過ぎないことが良い作品につながるなど、アドバイスもありました。