60数点の新鮮な感覚の「京を残す」写真展が24日から開催され、初日からたくさんの来訪者が訪れ観賞と出展者との歓談を交わすひと時を味わっています。写真展は年金者組合京都写真サークルが「残しておきたいものは何か」と『京を残す』というテーマでしているものです。30日まで四条祇園町の「京つけもの西利ギャラリー」で開催されています。    
 1992年に結成された同サークルは今年で15年の年輪を刻まれています。展示作品は昨年入会した会員からベテラン・プロ級の作品まで京都の春・夏・秋・冬・祭・伝統産業の5部門別に展示されています。入ってすぐのところには指導助言者の写真家随一の横山健蔵氏が鞍馬「奇祭」を賛助出品。現在は30人弱のサークル会員ですが、会代表の四方三五さんは「とにかく写真が好きで楽しんで、それでいて一生懸命なんです。だから競争がないし美しいとか綺麗な写真より撮る人観る人が楽しいな、いいなというのが基本です。そして写真仲間として交流を持ってるから一人ぼっちじゃないんですよ」と語り、出展者も「ともかく面白いし楽しい。それに仲間ができる」とニコニコ顔。(仲野良典)
 会期中の展示時間=11:00~19:00(ただし金曜日は20:00、最終日は16:00まで。無料。TEL075・525・5111)