向日市で巡回バスの実現に取り組む市民団体が26日、市民の声を市長が直接聞き、意見交換するタウンミーティングで久嶋務市長に巡回バスの早期実施を要望しました。年金者組合向日支部、新日本婦人の会向日支部などでつくる「巡回バスを実現する会」(代表藤沢弘)のメンバーら15人が参加しました。
 同会はこの間、「巡回バスを走らせる請願」(03年12月議会で採択)や巡回バスについてのアンケートなどに取り組んでおり、藤沢代表は「向日市も高齢化が進み、巡回バスによる市民の足の確保は不可欠」と訴えました。
 これに対し、久嶋市長は「必要性は認識しているが、財政事情は厳しい。政策に優先順位をつけ、1つ1つ実現していきたい」と述べました。