帝国データバンク京都支店が5日発表した、11月度の企業倒産(負債額1000万円以上)は44件(負債総額754億5500万円)で、6カ月連続で40件超となり、今年最大の大型倒産(負債額663億9791万円)が発生しました。
 倒産は、従業員10人未満の企業が87%を占めるなど引き続き小規模企業に集中する一方で、やや規模の大きな企業にも波及。今後の見通しでは、大手・中堅の企業景気が回復している中、個人消費に陰りが見られるとして、「景気回復を享受できない事業者、とくに内需型産業では引き続き業者が淘汰される傾向が強い」としています。