地域医療を守るために府民的運動を広げようと、「医師確保と地域医療を守るシンポジウム」(同実行委員会主催)が3日、宮津市で開かれ、120人が参加。医療関係者らが討論しました。
 丹後ふるさと病院の山西行造院長、京都協立病院の川﨑繁医師、舞鶴市民病院労組の常塚清美委員長、日本共産党のこくた恵二衆院議員・国対委員長がパネリストを、同党の吉田さゆみ衆院5区代表がコーディネーターを務めました。
 山西院長は、京丹後市の地域医療の事態を発言、川﨑医師は医療改悪の問題点を報告、常塚委員長は地域医療において舞鶴市民病院が果たしてきた役割を述べました。
 こくた議員は、医師不足によって地域医療が崩壊する事態の根本原因と政府や都道府県が担うべき責任について問題提起しました。
 患者や医療従事者、地方議員などが発言。成宮まり子参院京都選挙区候補、島田けい子府議も発言しました。