京都市周辺の西山、北山に東山界隈は朝晩の寒暖差が強まって紅葉が急速に進んできたようです。写真は15日、東山南端の東福寺で臥雲橋から通天橋方向の眺望です。
 京都の紅葉は古く平安時代から名高く、とくに高雄、槇尾、栂尾の「三尾」界隈は安土桃山時代には一般庶民もたくさん行楽に繰り出していたとのこと。もちろん全国的な名所の修学院離宮や赤山(せきざん)、永観堂から東福寺界隈も抜群の紅葉地帯。京の山々がイロハカエデ(orイロハモミジ)で真っ赤に染まるのは例年11月24日ごろですが、今年はちょっと遅れるかもしれません。
 色付くや豆腐に落ちて薄紅葉(芭蕉)
 (仲野良典)