京都宗教者平和協議会と世界の平和を求める京都宗教者連絡会は30日、教育基本法「改正」案の廃案と改憲手続き法案の撤回を求める要請文を内閣総理大臣、自由民主党本部、公明党本部に送付しました。
 要請文では、教基法「改正」案が、「憲法の精神に則って制定された『教育基本法』を変えて、戦争遂行のための教育を行い、戦前の『忠君愛国』を復活させる道を開こうというもの」と指摘し、即時廃案を求めています。
 改憲手続き法案については、「『非暴力・非戦』を信条とする私たち宗教者は、この法案を直ちに撤回し」、「憲法を守って『平和憲法』を世界に発信する国づくりに専念されるよう、強く要請する」としています。