「『構造改革』路線を転換し、今こそ、憲法と地方自治を輝かせよう」のスローガンのもと、結成60周年を迎える京都府職労の第83回定期大会が18日、京都市左京区の京都教育文化センターで開かれました。安倍政権のもとで貧困と格差を広げる「構造改革」路線を許さず、憲法守る草の根の運動を広げるなど07年度運動方針などを採択しました。
 開会あいさつで、佐井惇委員長は、11月2日に結成60周年を迎える府職労について、「結成翌日に憲法が公布され、憲法とともに生まれ、ともに歩んできた歴史がある」とのべ、5年以内の改憲をかかげる安倍政権のもと、憲法・教育基本法改悪など悪法阻止と格差・貧困を拡大する「構造改革」路線への国民的反撃を強めていくと訴えました。
 大会では、▽政府・財界による「賃金・雇用破壊」に立ち向かう▽憲法守る草の根運動を広げ、「戦争する国づくり」を許さない▽「構造改革」路線を許さず、暮らし・社会保障を守る▽いっせい地方選・参院選で、憲法改悪や「小さな政府」に反対し、要求実現をともにすすめる勢力の躍進をめざす―などを盛り込んだ07年度運動方針を採択しました。
 来賓の岩橋祐治京都総評議長、山村隆京都自治労連委員長、藤本雅英京教組委員長、日本共産党の新井進府議団幹事長があいさつを行いました。