医療、介護保険、障害福祉など一連の社会保障改悪の実態を交流しようと、「いのちとくらしを守る報告・懇談会」(主催・日本共産党京都府委員会、同府議団、同京都市議団)が14日、京都市中京区のハートピア京都で行われ、府内各地から125人が参加しました。
 かみね史朗府議と加藤あい京都市議が障害者自立支援法による負担増の軽減措置の実現など議会論戦の到達と今後の課題について報告。医師、ケアマネージャー、障害者施設職員らが現場からの告発を行いました。
 討論では、「視覚障害者のガイドヘルプに利用料が導入され、社会参加のための外出機会が減っている」(京都府視覚障害者協会役員)、「介護保険改悪で軽度者は入所できなくなり、行き場を失ってしまう」(老健施設長)など深刻な実態が相次いで出されました。成宮まり子参院京都選挙区候補も討論に加わり、「70を超える介護施設や事業所を訪問してきました。実態の告発や軽減措置の実現とともに、根本から今の政治の転換が必要」と話しました。