立命館大学国際平和ミュージアムの安斎育郎館長は13日、「北朝鮮の核実験実施報道についての館長声明」を発表しました。
 「声明」では、北朝鮮の核実験強行は、「北東アジアの平和と安全に更なる不安定要因を付加しただけでなく、核兵器保有を含む世界の軍事化の危険をいっそう増大させるもの」として厳しく批判。
 ▽北東アジアの安全保障問題は困難であっても6カ国協議の延長線上に展望される平和的協議を通じて解決することを基本とすべき▽日本政府が、核兵器に依拠した安全保障政策を放棄することが、北朝鮮をふくむ他国の核兵器保有を根本的に批判しうる必要不可欠の条件だ―などと9点にわたって指摘しています。