「右京区民の足を守る会」(中嶋豊代表)は11日、京都市交通局と右京区の市バス路線などの問題で交渉しました。
 同「会」は、右京区の市バス運行を住民本位につくることを目的に結成され、同区で活動する5つの住民団体で構成。05年11月には「右京区市バス新7路線案」を発表し、市交通局に実現を申し入れていました。同区では、地下鉄新駅開業や区役所移転など新しい街づくりが進むもとで、市民生活に適合する市バス再編が課題となっています。
 この日は、同路線案への回答と聴覚障害者対策を求めたもの。市交通局担当者は、同路線案について、「路線検討部会」で「具体的に検討に入っている」としながらも明確な回答はしませんでした。バスの聴覚障害者対策については「指摘されたことは担当部局に伝えたい」とのべました。
 参加者は、市バス8系統など均一区間乗車料金、59号、27号の各系統、循環バス、南北路線などの問題で要望を伝えました。
 交渉には、日本共産党の加藤広太郎、岩橋ちよみ、藤原冬樹各京都市議、かみね史朗、島田けい子両府議、西村よしみ京都市議候補らが参加しました。(N)